2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

広報部門を立ち上げる4つのポイント

企業はさまざまなレベルでコミュニケーションを展開しています。 広告・宣伝、メディアリレーションズ、社内広報、IR、CSR活動、地元対策、インターネット、イントラネット、そして危機管理活動。 いやはや、目的も対象もメディアも多様化の一途を辿り、広報…

顧客イニシアティブの時代

ご承知のように、広報の中には、企業や組織が情報発信を行う「狭義の広報活動」と、社会からの情報を受信する「広聴活動」が含まれていますが、近年、後者の広聴活動の重要性が再認識されています。 戦後日本の経済発展の牽引役を果たしていたのは、長い間、…

小泉自民党に学ぶ広報戦略のポイント

小泉自民党の大勝は、広報の観点からみても今年の重大トピックスといえるでしょう。広報活動の総指揮をとった世耕弘成参議院議員は、縦割りでバラバラに行われていたさまざまな広報機能を「コミュニケーション戦略チーム」と名付けたプロジェクトチームに一…

中国でのPR実務

中国でのメディアリレーションズはどのように考えればいいのでしょう。 中国には記者クラブが無い為、常に新しいやり方をしなければなりません。たとえ記事になってもならなくても「プレスの招待会」を極めて頻繁に開き、日本円で3,000〜5,000円くらいの紅包…

中国での広告・PR活動

ここ15年ほど、中国の広告費は目覚しい伸びを示しています。1991年の広告費を100とすると2002年のそれは2573。なんと25倍以上にふくれあがったことになります。同じ期間のGDPの伸びは5倍強に過ぎません。広告費の構成比を見るとテレ…

新聞に見る商業化の発展

「人民日報」というのは党の宣伝のための機関紙でした。ところがそうした新聞に対しても民営化して独立採算にしろという声が出てきました。そこで伝統ある新聞社は新しい題字で新聞を刊行し、それがどんどん売れています。結果的に党の公式的な事しか書いて…

変貌する中国のメディア

メディアもこの5〜10年で大激変しています。20年前は150紙に過ぎなかった日刊紙が今では2000紙を超え、雑誌もどんどん増えています。テレビはすでに3500チャンネル、CATVも大変普及しています。四川省の重慶では2003年にCATVがサービスを開始した途端、99.1…

中国経済の拡大と逆風の中の日本企業

中国の経済が高度成長を続けています。しかし中国の発展が脆弱な面を併せ持っていることもまた事実です。例えば三農問題(農業・農村・農民の疲弊)は深刻です。このため多くの人口が都市部に流出し、“民工”と呼ばれる低賃金労働力として、中国の生産力を支…

日中広報シンポジウム総括

8月7日に愛・地球博ロータリー館において開催された日本広報学会創立10周年シンポジウム「広報が創る相互理解〜日中交流における対話と共創」は、中国からの聴講者を含め140名を超える参加を得、盛況裡に終了した。 参加者数だけでなく、講師選定やプ…